e-TaxでID,パスワード方式を利用したい

今年もやってきました、確定申告の時期。医師はバイト掛け持ちなどで複数収入源があり、確定申告される方が多いのではないでしょうか?

例年税務署サイトの確定申告作成コーナーより作成していましたが、今年度は事業開始したこともあり青色申告で会計ソフトのfreeeで提出書類の作成をしてます。

去年申告会場で「IDカードやICカードリーダライターが不要でオンラインで申告できますよ〜」の言葉に誘惑されて手続きしたこともあり、「IDパスワード方式」のe-Taxで今年は申告したいと目論んでいました。

e-Taxだと添付書類が省略可能なのが嬉しいポイント!毎年医療費やらふるさと納税の証明書の束たちをせっせと集めて添付して〜というこの手間が省けるのはありがたいです。

freeではID,パスワード方式の確定申告に非対応!

が!!

freeeはIDパスワード方式の場合e-Taxで提出できないことが判明しました!

みんな当たり前に知ってることでお前が無知なんだよ、さすが意識低い系!という声がそこかしこから聞こえてくるようです…

書いてありました…

「freeeで電子申告」を選択し専用アプリをインストール、色々登録してよし!と思いきや「署名に失敗しました」のエラーで進まず。

「e-Taxで電子申告」も試しましたがこちらも諸々トライしてダメ。こちらの入力だと一から数値を入力していかないといけないようです。会計ソフトで入力してきた手間が無になるのは避けたいので却下。

↑の試行錯誤で2時間ほど浪費(諸々インストールしたり登録したりとかね…泣)

ふるさと納税の入力が変わる

【入力方法(1)】
寄附をした団体などから交付された寄附金の受領証等の添付又は提示を省略して申告書を提出する場合には、寄附の全件について、寄附金控除の入力画面に表示される各欄の入力を行う必要があります。
【入力方法(2)】
寄附金控除の入力画面で寄附金の内容を入力する際、寄附の件数が多い場合は、「寄附先の所在地」欄や「寄附先の名称」欄などの入力を省略し、寄附金の種類ごとに金額をまとめて入力しても差し支えありません

国税局サイトより引用

郵送で提出の場合、ふるさと納税は件数多い場合数件入力し「そのほか」でまとめる省略することが可能です。しかしe-Taxで提出する場合、全件自治体住所も含めて入力が必要とあったので、ちまちま入力していたのです。

え、結局郵送ならおまとめでよかったじゃん…私のあの労力は一体なんだったのだろう…と悲しくなってしまいました。

2020年より青色申告控除額が変わる

2019年分までは郵送、税務署に持参、e-Taxで電子申告いずれも青色申告特別控除の額は65万円で変わりありません。

2020年からの税制改正で青色申告特別控除の額はe-Tax以外の提出方式では55万円、e-Taxで提出すると65万円なので来年はやらなきゃ損ですね。

来年に期待します!

今年は結局例年通り郵送になりそうです。来年は対応してくれると嬉しいな〜。

会計ソフトからのe-Taxをお考えの方はお気をつけてくださいませ。